【偏食対応】北風と太陽
こんにちは♪ 幸せな食卓の惑星 管理栄養士 小林浩子です♪
イソップ物語「北風と太陽」
偏食対応にて
ブログ過去記事がありましたので、あらためて紹介させてくださいね。
過去記事 2015.9.17 「小4 不登校 娘の給食事情」
小4娘は、週に一回、学校へ行っています。
場所は相談室。
スクールカウンセラーの先生との時間を過ごすためです。
4時間目~給食 を食べて終わりです。
(中略)
スクールカウンセラーとの時間は、不登校になる前からありました。
不登校になってから、給食を一緒に食べる事になりました。
娘にとっては、教室ではなく、相談室という場所で、大好きなスクールカウンセラーの先生と給食を食べることができます。
私も、娘とスクールカウンセラーと、相談室で何度も給食時間を一緒に過ごしましたが、和気あいあいとしたリラックスした食事時間でした。
時々、娘の友だちのRちゃんも加わって食べます。
娘の給食は、職員室の先生方と一緒です。
職員室に入り、給食準備の手伝いをします。
好きなものは大盛りにしてくれ、嫌いな物は小盛りにしてくれます。
職員室の先生方は、校長、教頭をはじめ、クラスをもたない先生、スクールカウンセラー、事務の先生です。
みんな優しいと言っていました。
自分のクラスの教室には入れない娘ですが、このように、先生方とは、交流をしているようです。
相談室で食べる時は、スクールカウンセラーの先生とたくさんお話をしています。
嫌いな食べ物は、先生にあげていました。
好きな食べ物は、おねだりしていました。
教室での給食時間にはない、アットホームな雰囲気です。
その中ですと、嫌いな食べ物に、自ら挑戦する日もあります。
今までですと、見向きもしないのが、食べてみて「やっぱり嫌い」と、いう事があります。
口にはこぶというのが、娘にとっては、大きなステップなのでした。
安心した空間は、気持ちにゆとりをもたせるのですね。
一口でも食べるように、せっつかれる教室での給食時間。
と、
ゆったりした楽しい給食時間。
娘は、ゆったりした楽しい給食時間のほうが、嫌いな物も意欲がわきました。
まるで、北風と太陽のお話のようですね。
家庭でも、母親が、少しでも食べれるように一生懸命になるよりも、
母親自身が、楽しく食事時間を過ごしているほうが、
長い目でみると、良い方向にいくのかもしれませんね。
家庭の中において、
食べてくれるように躍起になっても、嫌がられませんか?
食事の内容よりも、気にしてほしいことがあります。
それは、見えない 圧力、パワー、エネルギーのこと。
子どものエネルギー < 母親のエネルギー の場合
母親のパワーが強ければ強いほど、子どもは萎縮してしまいます。(北風)
感じやすいお子さんなら、なおさら。
母親のパワーのベクトルを、
「楽しく食事を作る」に向けると、子どもの気持ちに逃げ道ができ、お互い ほどよい距離感が生まれてきます。
ほどよい距離感 = こころの余裕 (太陽)
こうなって初めて、子どもは「食べてみようかな」という気持ちになってくるようです。
「北風と太陽」
なるほど、ですよね。
では、まったね〜ヾ( ´ー`)