【偏食】”こどもの健康セミナー”行ってきました

 

開演前

 

こんにちは♪ 幸せな食卓の惑星 管理栄養士 小林浩子です♪

ほんと暑いですねあせる
夏バテしていませんか?
暑さの中、過ごしているだけで、体力消耗していく今日この頃。。。
読者様も、ご自愛くださいませ。
さて、行ってきました。
神奈川県立こども医療センター 主催
こどもの健康セミナー
一昨年の勉強会と同じ講師、田上幸治ドクター
偏食外来の大山牧子ドクター
お二人が講師でした。
定員200人にもかかわらず、オーバーするくらいの参加者でした。
どなたも参加オーケーでしたが、
保育士など支援する側が、半分以上いらしていました。
「一般的な偏食対応・実践は、大山ドクター」
「自閉症児の偏食対応は、田上ドクター」
というような内容構成でした。
今回配られた資料は、後日ホームページに掲載されるようです。
「どうして食べてくれないの?子どもの偏食への対応、実践編」
大山牧子
小児科医 国際認定絡テーション・コンサルタント
下記のパンフレットに沿って、大山ドクターは、お話されました。
このパンフレット、ダウンロードできます。
偏食外来を担当されています。
<印象に残った語録のシェア>
「極端な偏食というと、”うちの子は自閉症ですか?”と聞いてくる親御さんいますが、”感覚が過敏なだけ”というお子さんが意外に多いです。」
「”偏食はいずれ治るから心配ない”という考えが主流ですが、そうではありませんでした。”食べること”は、脳の機能をたくさん使う、高度な技術です。」
「食べることは本能か、そうではない。生後6ヶ月までは反射的だが、それ以降は、完全に学んで獲得する複雑な機能の組み合わせである。」
また、「言いたいことは、最後の資料に集約されています」
と話されていたこと。
それは、食事の役割分担 についてです。
「いつ」「何を」「どこで」を決めるのは親
「食べるか食べないか」「どうやって食べるか」を決めるのはこども
つまり、親とこどもの役割を明確にするということ。
お互いにストレスにならない=楽しく過ごすことのできる食卓
食べる時刻、食事の時間の長さ、献立、どこで食事をするかは、親が決めます。
それを、「食べる、食べない」「食べかた」はこどもに任せます。
次に「自閉症児の偏食と対応」
田上幸治
患者家族支援部長 総合診療科医師
<印象に残った内容のシェア>
自閉症の判断基準として、
「社会性と対人関係の障害」
「コミュニケーションや言葉の発達の遅れ」
「行動や興味の偏り」
あげられますが、昨年、さらに追加された項目があります。
DSM−5 「感覚の亢進」音、匂い、味、触覚、温度、動きに対する感受の亢進が認められることが多い。
つまり、極端な感覚の敏感さ、または鈍感さ。
さらに、協調運動障害をもつと、うまく噛めない、丸呑みしてしまう→不器用
変化に対する抵抗、コミュニケーションの問題など。。。
自閉症の子どもは偏食が多い
偏食軽度の症例では、不安やプレッシャーをあたえることなく、幅を広げていく。
偏食重度の症例には、
・好きなものを好きなだけ
・サプリメントでのビタミン・ミネラルの補充
・警官栄養を考慮
※あくまで、自閉症児への偏食対応で、一般的な子どもへの偏食対応とは、違います。
〜内容シェア以上です〜
お二人の言われていることで共通していたことは、
「食事は楽しく」
「けっして無理強いしない」
この部分は、一般のお子さんにも、自閉症のお子さんにも通じる対応なのですね。
さて、次回セミナーのお知らせもありました。
”アレルギーについて”です。
アトピー性皮膚炎
食物アレルギー
花粉症
気管支喘息。。。
最新の情報、気になります。
いかがでしたでしょうか。
偏食は、ひとりひとり違います。
先生方も、短時間では伝えきれなかった内容のほうが多かったと思われます。
シェアした内容も、ほんの一部。
資料など、ダウンロードして熟読していただいて、
”これは私にもできるかも!”
”これは我が家にいいかも!”
というピピっときた内容が一つでもあれば、ラッキーなのではないでしょうか。
では、まったね〜ヾ( ´ー`)

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